ステンレス協会がまとめた昨年12月の鋼板受注統計によると、ステンレス鋼板受注量(磨帯鋼とホットコイルを含む)は前年同月比17・9%減の13万4千トンだった。国内向けは同16・2%減の9万1千トン、輸出は同23・5%減の3万7千トン。内需に減速感が広がり、とくにニッケル系でその傾向が顕著だった。 ニッケル系冷延は同25・4%減の3万4千トン、...