中国をはじめとした海外鉄鋼市場は、大型連休の旧正月(春節)が明け、今週から取引が再開される。年明けから中国市況には底入れの兆しが見られてきたが、春節明けの需要期入りとともに上伸基調が鮮明になりそうで、今後は鉄鉱石の値上がりも織り込まれてくる見込み。当面は熱延コイルでトン当たり500ドル台半ばを目指す展開が予想される。