高炉大手の鋼材輸出比率(単独、金額ベース)が1~3月期は急速に低下しそうだ。新日鉄住金、JFEスチールとも昨年10~12月期から3~4ポイント下がり、共に40%台を割り込む見通し。生産トラブルや海外市況の軟化で輸出向けの成約を一段と抑制し、数量が落ち込む状況が示されている。 新日鉄住金の輸出比率は、昨年10~12月期に四半期ベースで発足後の...