伊藤忠商事が5日発表した18年4~12月期連結決算(IFRS)によると、金属部門の純利益は前年同期比2・7%増の586億5千万円となった。鉄鉱石の保有権益変更に伴う取り込み益の減少があったものの、石炭価格の上昇や鉄鋼製品事業の好調などもあり前年同期並み利益を確保した。昨年11月に公表した通期見通し700億円を据え置いた。