SC材(機械構造用炭素鋼)の店売りの荷動きは盛り上がりを欠いたまま推移してきた。12月、1月は季節要因かもしれないが、少し弱まった感じが出ている。 需要面では自動車は堅調だが、建機は先々若干調整があると聞くし、工作機械、産業機械は米中貿易摩擦や中国景気減速の影響が出始めており、4月以降の不透明感が広がっている。 市中在庫では一時ほどのタイト...