足元は年明けの実商いが再開したばかりで、引き合い、荷動きともに本格化しておらず、現行値圏を横ばいで推移する。 需要面はS造建築需要が堅調で、春先案件の見積もり依頼が徐々に出ている。今年は東京五輪関連向けの仕上げ工事が控えるほか、東北でも設備投資に伴う建築需要が続くとみている。 価格面は、普通線材向け鉄源にタイト感はあるが、鉄スクラップ相場の...