欧州委員会は先週、輸入鋼材に対するセーフガード(緊急輸入制限=SG)措置の発動を最終決定した。昨年7月から施行してきた暫定SGを2月初旬から正式な措置へと切り替えるもので、同時に対象品目の追加や関税割当制(タリフクオーター制)を国別とする変更を行う。発動期間は3年間で、2021年7月まで。