2019年の建築用鋼材需要は引き続き堅調に推移しそうだ。1~3月は通常、季節要因によって建築需要は減少傾向だが、素材や鉄骨向けの建築鋼材、ボルトの不足などを背景に工期のずれが発生しており「減少幅は緩やかになりそう」(高炉筋)という。旺盛な再開発案件を中心とする大型プロジェクトは19年度上期に端境期となるもよう。足元ではタイトな需給を背景にさ...