一橋大学時代の卒業論文のテーマは産業政策。鉄鋼業を一つの例として取り上げてから「長く鉄鋼業に携われたことは幸せ。鉄なしでは社会や人の生活が成り立たない。優れた中心素材であり、今後もそうであり続けると思う」。 住友商事の金属事業部門を率いる立場にあり「業績はだいぶ回復してきたが、次の展開を考え、さらにワンステップ上がる年に」と攻めの意気込みを...