2019年は、五輪準備の最終段階や首都圏などの再開発案件の継続で建設需要は依然高レベルと考える。また苛烈な災害が多発する中、国土強靭化に向けたリソース投入も加速する。省力化・自動化対応での工作機械など関連産業の活況も継続しよう。ただ、米中摩擦の余波が大きな懸念事項。 コスト環境は、厳しい状況が継続すると見る。中国での電炉活用振興や新興国での...