2020年の鉄鋼輸出市場は新型コロナウイルスの感染拡大や下期にかけて世界的な「鉄不足」が深刻化し値動きの激しい1年だった。コロナ禍はなお収束していないが、世界の鋼材市況は年明けも上値を追う動きをみせている。21年のポイントを探り、その展開を大胆予測する。(黒澤 広之)