ブラジルの高炉メーカー、ウジミナスをめぐり、大株主の新日鉄住金とテルニウムの対立が再び先鋭化している。ウジミナスは先週23日に開いた経営審議会(取締役会に相当)でホメル・エルヴィン・デ・ソウザCEOを解任。後任にはセルジオ・レイテ・デ・アンドラーデ副社長を指名した。テルニウムが強行し決議された人事で、新日鉄住金の反発を招くのは必至だ。 セル...