高度経済成長期、人口急増と都市化への対応として大規模な住宅開発が進み、多数の宅地擁壁が造成された。当時造成された数多くの擁壁が今、耐用年数を迎えようとしている。また近年の気候変動の影響による長雨や集中豪雨が増え、大規模地震が発生する確率も高まっている。こうした状況下において壁体の一体性が低下している古い宅地擁壁は、その老朽化の進行とともに崩...