JFE建材は、激甚化・頻発化する自然災害から人命・資産・社会インフラを守るため、防災商品の提供を通じて国土強靭化に取り組んでいる。鋼製透過型砂防堰堤「J-スリット」は、土石流や流木を捕捉し、下流域の被害軽減に貢献する施設として全国で1,300基以上の設置実績と多数の土石流捕捉実績を重ねている。
福岡県朝倉市の船底谷川第二砂防堰堤は、2012年および17年の九州北部豪雨等の被災を踏まえ整備され、23年3月の施設完成から4カ月後、7月に発生した豪雨災害では実際に土石流・流木を捕捉し、下流域への土砂流出を防止した。
25年5月には堰堤が捕捉した土砂の除去が完了し、施設の健全性を確認した上で補修なしでの供用となったが、同年8月九州地方で線状降水帯が発生し、同堰堤は再び7,600立方メートルもの土石流を捕捉するに至った。災害発生後にすぐさま機能を回復し、繰り返し効果を発揮できるJ-スリットの頑強さを持ち合わせた構造特長は、いざという時に人々を助ける大きな役目を果たすことが可能である。
また同堰堤の下流には指定避難所となる複数の教育施設に加え、緊急輸送道路が位置しており、国土交通省が公表する施設効果事例では、同堰堤による資産等被害軽減効果は約60億円相当とされている。
JFE建材は、今後も防災商品の提供を通じて、地域の安全・安心と国土強靭化に貢献していく。


