改修前
改修前
改修後の三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)
改修後の三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)
改修前 改修後の三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)

 体育館やホール、工場、店舗などの吊り天井や現し天井では、地震発生時に天井材や下地材が落下する危険がある。「天井落下防止工法」は、構造躯体に直接「落下防止パンチング板」を取り付ける「直天井工法」を採用することで、地震時の揺れによる影響を抑制し、下地材や断熱材の落下を防ぐ。さらに、「落下防止パンチング板」と断熱・吸音材を組み合わせることで、地震対策と室内環境の性能向上を同時に実現する改修工法だ。

 施工は室内側から行い、固定部材をC型鋼に引っ掛けて設置するため、鋼材へビス穴をあける必要がなく、金属片の飛散による作業者のケガを防止。頭上作業や施工後の清掃負担も大幅に軽減できる。

 「落下防止パンチング板」は長年培ってきた屋根技術を応用した「特許V字ハゼ構造」を採用。300キログラム/平方メートルの荷重にも耐える高い嵌合力と、手で押し込むだけで1枚当たり約10秒で固定できる優れた施工性を両立。軽量でありながら、ボールなど室内側からの衝撃にも強い構造。断熱材は20ミリメートルを標準仕様とし、「落下防止パンチング板」はカラーやパンチングの有無が選べ、意匠性や断熱性・吸音性の向上にも貢献する。