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 地震国である日本では、大規模地震への備えとして、防災・減災や国土強靭化の重要性がますます高まっている。建物の安全性や機能維持を確保するためには、地震による揺れを低減する技術の活用が不可欠。日鉄エンジニアリングは、制振構造と免震構造を支えるデバイスの開発・製造を通じて、安全・安心な社会づくりに貢献する。

 「アンボンドブレース」は、地震エネルギーを効率的に吸収する耐震・制振部材。中心鋼材を鋼管とモルタルで補剛することで座屈を防ぎ、引張・圧縮の繰り返しに対して安定した性能を発揮し、建物の損傷を低減する。販売開始以来、累計15万本を超える出荷実績を重ね、多くの公共施設や民間建築物に採用されている。

 「NS-SSB」は、振り子の原理と鉄素材技術を活用した免震支承。地震時にはスライダーが球面上を移動し、地震エネルギーを吸収して建物の揺れを大幅に低減する。小規模から大規模建物まで、建物の重さによらず免震効果を発揮できることが特長。病院、庁舎、事務所ビル、物流施設やデータセンターなど、社会を支える重要施設の事業継続に寄与している。