新日鉄住金、JFEホールディングス、神戸製鋼所の高炉3社の2017年度の設備投資額(連結、工事ベース)が出そろった。3社の合計額は16年度比6・9%増の7977億円と2年連続で増加し、直近ピークの08年度(8666億円)と比べ9割強の水準に回復した。各社とも重点的に進めるコークス炉の更新など国内生産拠点の設備基盤固めが投資額に表れた形だ。