中板は依然として市中の荷動きが精彩を欠く。ただ、国内メーカーには主原料高など諸コスト上昇分を販価に転嫁しようとの動きが見られるほか、僚品である厚板市況が底入れしたこともあり「中板にも底値を探る動きがようやく出始めるのでは」(首都圏の有力販売店)との見方も。 足元の実勢は無規格定尺品(3・2ミリ、ベース)=9万4千円どころで地合い軟弱場面が変...