2025年の中部地区特殊鋼、ステンレス市場は終始盛り上がりを欠いた一年となった。基幹産業である自動車関連が一定の需要水準を保つ一方、米関税政策などを背景とする先行き不透明感から投資意欲が減退、車以外のエンドユーザー向けは低調だった。 コスト高、販売不振で扱い筋の採算が悪化する中でもスポット的な安値商いが発生し、この物価高の状況下で「鉄だけが...