全日本電線関連産業労働組合連合会(全電線、中央執行委員長・石橋進一氏)は2026年春闘で、組合員平均として1万5千円以上の賃金改善を求める方針を固めた。定期昇給をはじめとする賃金構造維持分の確保を図った上での数字。25年春闘要求の1万3千円以上と比較して2千円の増加となる。年間一時金については組合員平均で5カ月分以上とした。全電線の春闘要求は...