中板は依然として需要面に精彩を欠き、市中の荷動き、引き合いとも小口当用モノの域を出ない。 市況もいまだ地合い軟弱場面が続いているが、ここにきて僚品である厚板母材市況に「大底圏内に入った」(首都圏の有力販売店)との感触が台頭しつつあり、中板市況も「今は様子を見ながら、極端な指し値は回避している」(同)といった声も出始めている。 実勢は無規格定...