円安が加速している。18日時点で1ドル155円台に突入した。輸入物価の上昇が企業のコスト負担増加につながるのはもちろん、今後円安解消に向けた日銀利上げが行われれば、企業の返済金利も増える。変動金利で融資を受けて新工場を建設したある企業は「金利が上昇傾向にあり、負担は大きくなっている。この先の景気が不透明な中、正直不安でたまらない」と話す。筆...