神戸製鋼所の鉄粉ユニットは主力の国内自動車関連需要が低迷する中、東南アジアでの拡販や新期需要開拓に活路を見いだす。マーケットインの製品開発により顧客ニーズを捕捉し、新規領域を中心に販売量を増やす方針だ。収益改善に向けては省人化・自動化に取り組むほか、価格改善も進める。 足元は日系自動車メーカーの苦戦や電動化の進展により鉄粉需要は低迷しており...