異形棒鋼がようやく反発しそうだ。9月以降に複数の鉄筋メーカーが値上げを表明し、特約店が扱う小口の期近案件で安値払しょくが進んだ。ただRC造の着工件数・床面積が伸び悩むため需給にタイト感が生まれず、需要家のゼネコンも様子見姿勢を続けてきた。電炉の4~9月期決算で経常減益や赤字が相次ぎ、メーカーが値上げに本腰を入れるとの見方が台頭。基礎鉄筋メー...