「新しい用途向けの需要が生まれてきている」と話すのは、日鉄ドラムの近松幸士郎社長。同社が製造するドラム缶の供給先である需要家が高機能で高付加価値な分野にシフトする中、こうした流れを捕捉する同社では、品種構成も変化。厳しい市場環境において「踏みとどまっている要素の一つになっている」。 先行き不透明な状況下、全国5工場の生産体制を強みに、拠点の...