――まずは今年度の見通しから。  「上期は出荷量が減少し、スプレッドも縮小したため、収益は昨年度下期に比べ4割ほど減少した。下期はさらに4~5割の減益になりそうで、現状のままでは通期赤字の恐れすらある。それを回避するには、まずは販価改善だ。10月からの5千円値上げを完遂し、さらに追加で値上げを目指していく。また契約残の確実な消化も重要な課題だ...