日鉄物産が11日発表した25年4~9月期連結決算は経常利益が前年同期比14・4%減の225億円だった。鉄鋼事業は関税措置の余波で輸出や海外現地法人の販売減と円高が影響。戦略商品の輸出拡大やインドのコイルセンター事業など成長戦略の進展が下支えたが原料炭事業での生産不調など一過性要因が響き経常減益となった。 通期見通しは490億円へと期初の50...