日本鉄リサイクル工業会は4日、10月の鉄スクラップ国内市況について「中旬から下旬にかけて多くの地域で値上がり。その後も堅調感が続いた」とする報告を発表した。市中発生の低調による需給タイト化に加え、円安の進展が市況上昇の要因とした。東京製鉄が10月中に6回の買値引き上げを行ったことを受け、10月末のH2炉前価格は関東で高値が前月末比3千円、安...