「数量は思った以上に出なかったが…」と話すのが美濃部慎次合同製鉄社長。同社の今年度上期連結経常利益は63億円。想定の70億円に対して7億円減益で、深刻な需要低迷に伴う販売減が大きな減益要因となった。ただ、「価格維持を大事にした成果」(美濃部社長)によるスプレッドの改善によって、減益を限定的にとどめることができた。 通期経常利益予想は前回予想...