日本チタン協会がまとめた1~6月のチタン展伸材出荷量は前年同期比5・4%減の5421トンだった。同期間としてマイナスは2年連続。国内向けを中心にプレート式熱交換器(PHE)や電解プラントといった大口の需要分野が振るわず、メーカーの出荷水準が落ち込んだ。 全体の約6割を占める輸出は0・5%増の3406トン。PHEは1654トンと約3割増加した...