関東地区の鉄筋メーカーは値上げ姿勢を堅持する。エネルギーや人件費、物流費などのコスト負担が年を追って重くなる中でメーカーの採算は急激に悪化。加えて、2025年度の鉄筋内需は500万トン台とかつてない低水準まで落ち込む見通しで、各社の固定費負担も増大するなど鉄鋼メーカーは非常に厳しい採算を強いられている。こうした中、流通の受注競争に引きずられる...