国際ブリキ市況の強基調が日本の輸入材にも波及しようとしている。財務省の貿易統計によると、10月はブリキ、ティンフリースチール(TFS)とも前月を超える価格水準で入着。ブリキ原板の価格上昇や調達難を背景に、輸出元のメーカーでは全方位でブリキ製品の価格改定に取り組んでおり、今年度の下期(2020年10月~21年3月)にかけて入着量の動向に影響を...