経済産業省がまとめた生産動態統計によると、2025年上期(1~6月)のベースメタル生産量は、電気銅、亜鉛、電気鉛のいずれも前年同期を下回った。電気銅は一部製錬所での一過性トラブルや定修後の立ち上げ遅れ、内需の低迷と輸出の減少などから減産となり、暦年上期ベースでは12年ぶりの低水準だった。亜鉛は3月末で東邦亜鉛が鉱石からの亜鉛製錬事業から撤退...