東北大学は、融点が高いタングステン(W)のるつぼを用いて結晶を成長させる新技術を開発し、従来は困難だった2200度以上の高温でさまざまな酸化物単結晶を作製することに成功したと発表した。Wるつぼは酸化物融液と反応することや結晶内への混入の懸念があったが、それらのメカニズムを解明し、反応や混入を抑制する技術を実現した。高融点の酸化物単結晶の新物...