形鋼や鋼板など鉄骨関連鋼材の主な向け先となる建築鉄骨業界は、需要が依然として端境期の様相を呈している。2025年度上期(4~9月)は、前年から続く鋼材などの資材高騰や人手不足の影響を受け、着工遅延や計画変更、中止案件が相次ぎ全体として低調に推移している。中小物件のみならず大型案件でも停滞感は色濃く、業界全体としては厳しい市況が続いている。 ...