東邦チタニウムが国内の高炉メーカーと交渉していた2025年度のスポンジチタン価格交渉は、24年度下期比で横ばいで決着した。スポンジチタンの需要自体は堅調だが、指標のチタン原料鉱石価格が下がったことを反映した。 昨年度までの国内価格交渉は、年度の前半と後半に分けて行われていたが、今回は通期で実施され、25年4月~26年3月分が決着した。24年...