福岡地区のカラー鋼板は横ばい基調で推移しており、当面も大きな変動は見込まれていない。全体として荷動きに盛り上がりを欠くものの、過度な価格競争は疲弊を招くだけとの認識から、流通各社は無理な売り方を控える姿勢を取っている。 需要は相変わらずぱっとしない。不景気ムードが社会に漂っている点は気がかりだが、選挙も終わり、秋以降の回復に期待したい。一方...