北海道地区の一般鋼材は荷動きが伸び悩む中で弱横ばいの展開が続く。相変わらず建築関連の実需は低迷している。唯一、北海道新幹線向けの荷動きは土木関連を含めて堅調だ。また、見積もりや引き合いも少ないため、今後も早急な荷動き増は期待できそうもない。 一方、運賃を始めとした経費の上昇分を容易には売値へ転嫁できていない状況下で、メーカー販価は据え置かれ...