形鋼類はジリ安調。鉄骨造(S造)の地場中小案件は着工動向が鈍く、建材需要も伸び悩んでいる。郊外のデータセンター向けでは、付帯設備に使う山形鋼や角パイプなどのまとまった受注も見受けられる。ただH形鋼などの鉄骨部材は精彩を欠く。月を追うごとに単価も下がっているのが実態だ。今年も猛暑により建築現場の稼働率も下がる見込みで、条鋼建材の需要回復は望み...