7月に入っても、福岡県内の鋼材需要は低調なまま推移している。建設工事の出件は伸びず、荷動きは鈍い。季節的にも夏場は動きが出にくく、当面も厳しい状況が続く見通しだ。一方、秋口から九州の一部地区で建設工事大型案件がいくつかあり、商流に乗っているファブや商社などは準備を進めている。濃淡はあるが、業界内では建設需要の端境期明けと解釈する見方も。相場...