カナダ鉄鋼大手のアルゴマ・スチールは、10日にオンタリオ州スー・セント・メリー工場で電炉1基を稼働させたと発表した。既存の7号高炉を電炉2基へ置換しCO2排出を削減するプロジェクトの一環で、電炉製の鋼材は電池の発明者にちなみ「ボルタ」のブランド名で販売する。 アルゴマは電炉メーカーへの転身を2021年11月に決定。電炉設備や消費電力を減らせ...