関東地区の鉄スクラップ市況は基調が一段と弱まった。東京製鉄が10日から関東2拠点の買値引き下げを実施。西日本市況が軟化する中、これまで両拠点とも様子見を続けていたため地区市況に弱気ムードが広がる要因となった。一方、連日の暑さも影響して市中の品薄感は根強く、関東鉄源協組による一隻2万トンの船積みが19日まで続くことも需給面の下支え。電炉メーカ...