東京製鉄(社長・奈良暢明氏)は9日、シンガポールの有力鋼材商社、STEELARIS(スティーラリス)向けにグリーン鋼材「ほぼゼロ」の厚板を累計6千トン販売したと発表した。同国の大型プロジェクトにも本製品が採用されるなどグリーンスチールの需要が着実に拡大している。 「ほぼゼロ」は独自開発したグリーン鋼材「UltraLowCO2Emission...