財務省が25日公表した貿易統計によると、薄板3品(幅600ミリ超の広幅コイルの熱延鋼板、冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板)の2024年度の輸入量は前年度比2・6%増の362万601トンとなった。 国内の薄板需要が減少する中、輸入は4年連続増となっており、コロナ禍前の19年度対比でも9%増と上伸。近年増え続けている溶融亜鉛めっき鋼板(GI)は前期並み...