銅・黄銅屑は先行き不透明感が強い。指標となるロンドン金属取引所(LME)銅相場は高値圏にあるものの、トランプ米大統領の関税をめぐる発言などによる影響が強く、展開が見通しにくい状況にある。 市中の荷動きは発生薄を背景に鈍い。年度末ではあるが、片付けによる品物も多くはない。工場由来の発生も依然としていまひとつだ。発生は4月以降も厳しい状況が続く...