東京製鉄は22日から鉄スクラップ買値を岡山工場でトン500円、九州工場と高松鉄鋼センターでトン1千円引き上げた理由について「今回も輸出対抗だ」と説明した。米国産スクラップ上昇を契機に台湾やベトナム向けの輸出価格が上昇していることを警戒。特に九州工場は高水準の生産が続く中、足元の輸出増に歯止めをかける狙いとした。 一方、宇都宮や田原工場の買値...