20日のロンドン金属取引所(LME)銅相場では、3カ月先物価格が心理的節目となるトン1万ドルを一時上回った。1万ドル台は昨年10月以来5カ月ぶり。銅に対する米国追加関税発動懸念が高まっており、発動に備えた先行手配の動きから買いが優勢になったとみられる。 同日終値は前日比0・5%安の9936・5ドルで、1万ドルを割り込んだ。心理的節目を超えた...