群馬県から栃木県にまたがる両毛地区の条鋼建材や溶接鋼管類は弱基調で推移する。地場の中小建築物は出件が依然として鈍く、建材需要は伸びを欠く。直近1月の着工動向も芳しくない。栃木、群馬両県のS造着工床面積は前年同月比51%減の9万8589平方メートルと半減した。昨年12月から10万平方メートルを割り込み、鉄骨需要量に換算すると1万トン割れが続く...