ステンレス協会が14日公表した鋼板受注統計によると、2024暦年の受注量(ホットコイルと磨帯鋼を含む)は前年比6・8%増の131万9168トンとなった。3年ぶりに増加したが、国内需要は多くの分野で低調に推移し、ニッケル系冷延鋼板の輸入圧力が強いこともあり、低水準にとどまった。比較的堅調だった21年比では、23・7%減となった。 国内向けは前...