非鉄流通大手の中尾金属(社長・藤田貴弘氏)は、銅・銅合金板条のスリット加工において厚物対応力を強化している。先月には既存のパンケーキスリッターラインを改造し、板厚最大4ミリまでバリなしでスリットできる体制を整えた。電気自動車部品は大電力を流すために厚肉化する方向にあり、加工対応力と品質を高めることで需要化ニーズに広く応えていく考え。